風俗であえてキャストを指名せずに遊ぶフリーのお客様。特にこだわりがないのはわかるけれど「俺いつも本指名はしないんだよね〜」なんて言われると、テンションが下がってしまいますよね。
しかしこんな不毛なやりとりも、対処法さえわかっていればいちいち振り回されなくなりますよ。今回は本指名しない宣言をするお客様の対処法と、絶対に本指名させるコツを解説します。
元ソープ嬢である筆者が、1日1万円しか稼げない暇嬢から予約困難嬢になった経験を元にお話するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもこのようなお客様はなぜ「本指名しない主義」なのでしょうか? キャストにわざわざ伝えてくる心理を分析してみましょう。
フリーのドキドキ感を味わいたい
本指名しないと言うお客様は、フリーのドキドキ感を味わいたいという願望を持っている場合があります。実際に会うまでどのキャストになるかがわからないスリルを楽しんでいるのです。
フリーの場合はあまり期待していないというお客様も多いのですが、むしろフリーが好きという人も中にはいるようです。
本指名料をケチっている
本指名をしないお客様の心理として、本指名料を払うのが嫌だとケチっていることもあります。一般的に本指名をすれば2,000〜3,000円多く支払わなければなりません。
数千円を支払ってまで本指名をするメリットを感じられないという人は、毎回フリーで遊ぶのがあたり前の感覚になってくるでしょう。
本指名するのが恥ずかしい
本指名をしないお客様は、本指名をすることが恥ずかしいと考えている可能性もあります。本指名することを照れてしまったり、本指名すると風俗の遊びに本気になっているようで格好悪く思ったりするのでしょう。
本指名することが格好悪い、照れてしまうという人は、「フリーでしか遊ばない」というアピールをする傾向にあります。
ではお客様から本指名しない主義であると伝えられたとき、キャストはどのような対応をすれば良いのでしょうか? 思わずイラッとしてしまいがちなシチュエーションですが、おすすめの対処法を解説します。
真に受けて反論しない
「俺いつも本指名しないんだよね〜」と言われたとき、その言葉を真に受けてしまうとついイラッとしてしまいますよね。しかし決して反論しないように気持ちを落ち着かせましょう。
もしあなたが怒った態度をとってしまったら、当然ながらお客様の気持ちは萎えてしまいます。自業自得といえば自業自得なのですが、心と体は連動しているためお客様の体は反応しづらくなるでしょう。
よって会話が気まずくなったり、プレイが進行しづらくなったりすることにより、あなた自身にもストレスのかかる時間になってしまいます。ぐっと堪らえてその場をやり過ごすのが賢明です。
「そんなことを言うのは失礼じゃない?」と反論したくなる気持ちもわかりますが、キャスト自身も接客がやりづらくなってしまいます。怒りをぐっと堪らえるように気をつけましょう。
そういう人だと割り切る
本指名しない宣言をされると、対抗して考えを正そうとしたくなりませんか? お客様にとっても本指名はメリットがたくさんあることをわかってほしいと思いますよね。
しかし相手の考えを変えることは不可能なので、無駄にエネルギーを消耗して疲れてしまいます。こんなときは「この人はそういう考えの人なんだ」と割り切ることが大切です。
ある意味ドライになって、考えすぎず受け流すくらいがちょうどいいのです。
接客の手は抜かない
本指名をしないと言われると、「頑張ってもどっち道指名されないし…」とやる気が落ちてしまいますよね。しかし気分が沈んでも、実際に接客の手まで抜いてしまうのは良くありません。
お客様によって気合の入れ方を変えてしまうと、手抜きをすることがクセづいてしまう可能性があります。そうなると今後のお仕事にも悪影響を及ぼし、稼ぎが減ってしまう原因に。
また口では本指名しないと言っているけれど、本心ではないというお客様も一定数います。その場合、手を抜いて接客してしまったがために、リピーターを獲得するチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。
お客様によって気合の入れ方を変えると、接客を手抜きするクセがついてしまいます。本指名しないと本心で言っていない人もいるので、いつものクオリティで接客するのが吉です◎
とはいえ、面と向かって「本指名をしない主義」と言われるのはやっぱり悔しいですよね。そんなお客様のポリシーを打ち砕く方法はないのでしょうか? 本指名しなさそうなお客様さえ、絶対に本指名させるコツを解説します。
絶対に本指名させる3つのコツ
- 興味を持っているアピール
- 相性がいいと思い込ませる
- 普段より少し図々しい接客をする
興味を持っているアピール
フリー主義のお客様から本指名をもらうコツとして、相手に興味を持っているアピールをすることがあげられます。なぜなら人は自分に興味を持ってくれる相手に対して、興味を持つような心理が働くからです。
人は、相手からの好意には同じように応えなければ申し訳ないと感じてしまうもの。これを返報性の原理といいます。
そのためまずはあなたのほうからお客様に対して、仲良くなりたい・あなたのことが気になるという気持ちを投げかけることが重要です。具体的にはお客様へ積極的に質問をすることが効果的でしょう。
【興味をアピールできる会話の仕方】
- お休みの日は何してるんですか?
→へえ〜そうなんですね!ちなみにどういうキッカケで始めたんですか?
→最近流行ってますもんね〜おすすめの◯◯ってありますか? - 学生時代って何部でしたか?
→え!意外ですね!ちなみにポジションはどこだったんですか?
→重要な役割じゃないですか!今でも観戦とかします?
相性がいいと思い込ませる
フリー主義のお客様から本指名をもらうには、相性がいいと思い込ませることもポイントです。演技ではなく本気で相性がいいと思うキャストのことは、お客様もなかなか手放したくないもの。他に代わりになるキャストはいないと思ってもらえれば、本指名してもらえる可能性がぐっと上がります。
お客様はキャストに対して、楽しい演技・気持ちいい演技をしているのではないかと疑心暗鬼になっているものです。演技ではなく素で楽しんでいること・気持ちいいことを強調するように意識してみてください。最初はそっけない態度だったお客様も、まんざらではない雰囲気で喜んでくれるはずですよ。
【相性がいいと思い込ませる会話の仕方】
- (放心状態の顔で)なんかすっごく夢中になっちゃった…
- (恥ずかしがる仕草で)私こんなに気持ちいいの初めて
- (ストレートに)◯◯さんと私って相性よすぎじゃない?
普段より少し図々しい接客をする
フリー主義のお客様から本指名をもらうためのコツに、普段より少し図々しい接客をするということもあげられます。そんなことをしたら嫌われてしまい逆効果なのでは?と思うかもしれませんが、これが意外に喜ばれるのです。(笑)
そもそもこちらから聞いてもいないのに「俺いつも本指名しないんだよね〜」と言ってくるお客様って、ある意味図々しくはありませんか?このような人はどちらかというと、普段から相手を困らせる立場の人間です。
そのため相手から図々しい態度を取られることに慣れていません。キャストからグイグイ接客されれば、「なんだか他の子と違うな…」と気になってしまうのです。
【ちょい図々しい接客の仕方】
- 今日で私たちマブダチになったよね!(ふざけるフリ)
- 指名しないって言ってたからもう会えないんだ〜(すねるフリ)
- もっと◯◯さんの攻略したかったな〜(寂しがるフリ)
以上、風俗で「俺いつも本指名しないんだよね」と言うお客様の対処法と、本指名されるためのコツを解説しました。事前に対処法とコツを知っていれば、お客様の一言でイライラしたり落ち込んだりすることも防げそうですね◎
私もフリーで入ったお客様からこの一言を言われたとき、「逆にこっちはやる気なくしちゃうのに何でこんなこと言うんだろう?」と真面目に考えてしまっていました。
しかしお客様の言葉をいちいち真に受けるよりも、さらっと受け流すスタンスのほうが無駄なストレスがないと気づいたんですよね。
そのうち「そうなんだ…でもまた会いたいって思ってもらえるように頑張るね!」と言える余裕もでき、フリーのお客様への接し方もだんだん身についていったような気がします。
でもやっぱりフリーのお客様よりも、指名をもらえるほうがうれしいというのが本音ですよね。同じ新規でも、フリーではなくお客様から指名をもらうためには、あなたの得意とする客層のお店で働くことが最も重要です。
筆者も最初に在籍したお店では1日1万円の稼ぎがあたり前でしたが、自分に合ったコンセプトのお店に移籍するとすぐ予約完売するようになりました。お店を変えるだけで収入もこんなに大きく変わるんだと痛感したことを覚えています。
もし今のあなたが…
- 接客や写メ日記を頑張ってもお客様がつかない
- 他のキャストよりも予約が入っていない
- 客層が合わなくて接客に悩んでいる
などに当てはまる場合は、在籍しているお店があなたに合っていない可能性があります。もっとあなたに合うお店を探したいという人は、Qプリなどの求人サイトで他店の情報をチェックしてみるのもおすすめです。
Qプリなら無料登録しているだけで、他店から直接オファーがくることもあるので、在籍しながら移籍先を探すこともできますよ◎
ぜひ本記事を参考にして、次回からの接客で実践してみてくださいね!